サイカチやムクロジの実はサポニンを多く含み、洗濯などに利用されてきました。
サイカチやムクロジは温帯で生育する樹木のようで、
亜寒帯に属するここ北海道では生育に適さないようです。
調べてみて初めて知ったのですが、我が家の庭に植えてあるエゴノキの実も
サポニンをかなり含んでいます。
我が家のエゴノキ、9月ごろ
身近なところにありました・・笑
来年、実がなったら実験してみようかな~
こちらの方は実践してみたようです。
http://sitakisou.blog.fc2.com/blog-entry-517.html
しかしエゴの木も,分布は北海道最南端まで.
http://elekitel.jp/elekitel/nature/2008/nt_73_ego.htm
では昔、アイヌの人たちは何を使っていたのかしらと思いました。
良い資料は見つからなかったのですがノリウツギを使っていたようです。
ノリウツギ 糊空木
http://blogs.yahoo.co.jp/kouyu_kikaku1116/GALLERY/show_image.html?id=21189275&no=0
ここからお借りしました。
和名の由来の「のり」とは、樹皮からとった粘液を、和紙を漉くときの糊料として使ったことから。
なお「空木」とは、枝の髄を抜くと空洞ができることから。
民間薬として、樹皮からとった粘液を疥癬などの治療に外用として用いたようですし、アイヌの人はこの木で杖・狩猟の道具・木釘などを作ったといいます。
またアイヌの女性はこの粘液を洗髪料に使用したそうです。
また、根から作られるパイプは愛煙家の間では有名なようです。
なお中国では、根を天日で乾燥して抗マラリア薬として用いたともいわれます
宮の森のノリウツギ
http://blogs.yahoo.co.jp/shikahiko/53643827.html
森へおいでよさんのブログより
うむうむ、やはり身近なところに必要なものはあるということですね。
もちろん、利用するには手間暇かかるわけで、
買い物に行けば何でも揃うというわけではないですが。
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ムクロジの実を購入してみました。
ソープナッツでググると商品が出てきます。
今回は地中海ハウスさんの楽天店で貯まったポイントでお試しサイズをGET
地中海ハウス
右側の小さなコットン袋に6個くらい入れて洗濯に使います。
このムクロジの実はインド北部、チベットやネパールと接するヒマラヤ山脈からやってきました。
日本にもムクロジがあるのにわざわざインドから買うことに
現代社会の不合理ですね 笑
地中海ハウスさんのサイトから
ソープナッツは、一般には、ソープナッツの他、ソープベリー、ウォッシュナッツ、リタとも呼ばれます。
その学名は、生育する場所によって、SAPINDUS DELAVAYI(中国、インド)、SAPINDUS DRUMMONDII(アメリカ合衆国南部、メキシコ)、SAPINDUS EMARGINATUS(アジア南部)、SAPINDUS MARGINATUS(アメリカ合衆国フロリダ州、サウスカロライナ州)、SAPINDUS MUKOROSSI(中国南西部、ヒマラヤ山脈)、SAPINDUS OAHUENSIS(ハワイ)、SAPINDUS RARAK(東南アジア)、SAPINDUS SAPONARIA(フロリダ周辺の島、カリブ、中米)、SAPINDUS TOMENTOSUS(中国)、SAPINDUS TRIFOLIATUS(インド南部、パキスタン)などとなっています。
日本では、ムクロジとして親しまれ、本州、四国、九州、沖縄に生育し無患子という漢字があてられています。
子供が病気にかからないという意味ですが、ムクロジは古くから漢方に用いられ、その果実の皮を集めて日干しにして乾燥させたものは漢方薬名”延命皮”として知られています。
延命皮には強壮・止血・抗炎・抗菌・消炎作用があるといわれます。また、リウマチ・気管支炎・咽喉炎に、あるいは咳止めや去痰用に服用されるそうです。
所変われば呼び名も変わるようですが、
日本名ムクロジ、世界のかなり広い地域にみられるようです。
日本でも北海道以外は見られる。
ちょっと庭に植えてみようかという野望は打ち砕かれました。 笑
北海道にもムクロジに変わる植物があるようなのです。
その話は今度にして、工業化が目覚ましいインドですが、こんな話を見かけました。
http://hena.ohah.net/herb/ritha3.shtml
(前略)
まは:まはは、もう何年も、このリタで食器を洗い、このリタで自分の服を洗っています。そんなにたくさん使う必要はまったくありません
。少しでもきれいにする。
かなりの油っぽい食器の場合だけ、ちょっと大目にリタを使う。
このリタの洗浄力は大変にすぐれたもので、その昔、インドから、このリタが日本にも伝えられ、ムクロジ、ムクロジュなどとして日本にも根付いていました。
明治時代には、病院には、必ずリタが植えられていたといいます。
消毒力がかなり高いために、手洗いなどに使われていたのではないかと思うのです。
それが、安価で人工の、粗悪な(まはに言わせればの話ですが・・・)石鹸が普及し、リタは切り倒されてしまったと、いう話。。。
それは日本の話しですが、実は、インドでも、あちこちにあったリタの木は切り倒されてきたのです。
まは: これは、実は、インドの新聞に実際に掲載されていた話しなんですが、
その昔、村人は、リタの木の実を洗浄に活用してきました。
この実で服を洗い、食器を洗い、いろいろな洗浄に活用してきたのです。
ところが、あるとき、村に、黒いスーツを着た紳士がやってきました。
なんでも、リタの木を切って、彼のところにもってくると、当時の金でいうと相当なお金をくれるというのです。
それで村人は大喜びでリタの木を切っては、紳士のところに持っていった。
紳士は約束どおり、お金を村人に渡したのです。
で、しばらくすると、村からリタの木がなくなってしまいました。
すると、はっと気が付くと、しまった、これからどうやって食器や服を洗ったらいいんだ!と、村人は困りました。
すると、ちょうどその頃、村のお店で石鹸の発売が開始されたのです。
石鹸はいいよーーー食器も洗える、服も洗える、頭も体も洗える、万能の洗浄剤、石鹸をどうぞーーーーと、そこで、村人は石鹸に飛びついたのです。
いまでは村人は全員、石鹸を使っています。
でも、数年したら、リタの木を切ってもらったお金も、全部、石鹸の代金に消えてしまいました。
本来はただ、自然の恵みだったもものを、これからは、石鹸を購入するために、現金が必要になったのです・・・・・。
まは: これ、インドのタイムズオブインディア誌にも掲載されいた本当の話なんです。。。。
まさに、現代人のおかれている状況を言いえていると、感心したお話でした。
これはたかが石鹸のお話ではないと思います。
ここにでてくる「リタ」 というのは、ムクロジのことです。
インドではリタと呼びます。
最近、再びヘナを使い始めたのでヘナ遊さんのサイトを愛読しています。
このサイトに10月中旬ごろ出会いました。
そしてそのあとハーブのシャンプーやらニームなどのハーブ、ハーブの入ったオイルを使い始めて、石鹸類を一切やめました。
合成洗剤系、合成シャンプー類は一切使っていなかったのですが、石鹸は使っていました。
それを今回、一切やめました。
北海道の冬は気温も低いし暖房もガンガン使うので乾燥がひどいのですが、水仕事をする手は乾燥しますがそれ以外、顔・頭・体は今年はつやつやです。
TVでやっている-5歳肌ってやつですか
(だいたいTVでいっていることの正反対の事をすればいいと思っていますがね。 笑)
現代文明というのは先進的な面ばかりではないですね。
一部の人の利益のために捻じ曲げられた進化(退化)をしてしまった部分がかなりあると思います。
今日の夜明け
さて、前々回の記事で、石鹸がないころの洗浄剤のことを書きました。
その中で今日はやっとガーデニングのブログらしく
サイカチやムクロジといった植物の実にあるサポニンを
利用するものを書きます。
サイカチの木
サイカチの実
画像はこちらからお借りしました。
サイカチと環境
http://www21.ocn.ne.jp/~fitn/saikachi/kankyou/index_saikachikankyou.htm
ムクロジ
こちらからお借りしました。
http://choyukkuri.exblog.jp/18767994
ムクロジの実
ここからお借りしました。
http://patio-shop.net/laundry/econuts/laundrynuts.html
サイカチもムクロジも実を水に浸してこすったり、
お湯で煮だすと泡立つのでその溶液で洗うようです。
こんな感じ
以下よりお借りしました。
http://www.geocities.jp/plants_name/saikachi/saikachi.htm
用途は洗髪、身体洗い、洗濯、掃除 馬を洗う、などなどいろいろ、
調べていたらわかったことですが、ムクロジの実は、
究極のエコ洗剤としてヨーロッパなどでは自然食品店などで
売られているようです。
日本でもひそやかにあるようです。 笑
http://patio-shop.net/laundry/econuts/laundrynuts.html
石鹸シリーズの記事の3回目は石鹸がないころ、
身体を清浄に保ったり、洗濯をしたりするのに、何を使っていたのか。
最も原始的な方法は、川や泉のほとりでの沐浴による身体の洗浄とともに、洗濯はたたく、踏むという物理的な力で着衣の汚れを取ることであったと考えられています。
やがて人は、植物の灰の灰汁(アク)、米ヌカ・米のとぎ汁、ムクロジの果皮、サイカチのさや・実、ツバキの実の油かす、ダイコンや芋の煮汁などが汚れを取ることを知り、身体や衣類の洗浄に利用するようになりました
http://www.live-science.com/honkan/soap/soaphistory/soaphistory04.html
川や泉のほとりでの沐浴、洗濯、これは想像できます。
現在、これに近しいのは温泉ですね。
洗濯板もこの延長線上ですね。
次の植物の灰汁、ムクロジの果皮、サイカチのさや、ツバキの実
これは現在、まったくと言っていいほど使われていないですね。
たま~に台所で米のとぎ汁や大根の煮汁で油汚れを落としたりすることはありますが、
最近は無洗米にしているもんで・・ほとんどないです。
これらの灰汁や植物の実を使った洗浄方法は大きく分けると、以下のように分類されます。
1木灰・ワラ灰・海藻灰、尿、鶏糞などのアルカリが油を乳化したりタンパク質を分解する性質を利用した洗浄
2植物(ムクロジ、サイカチ、大豆、米など)に含まれる天然の界面活性剤であるサポニンを利用した洗浄
3高分子のたんぱく質やコロイド状の物質の吸着作用を利用した洗浄
4多孔質で吸着性、脱色性に優れた粘土鉱物で汚れを吸い取る洗浄
3の高分子のたんぱく質やコロイド状の物質の吸着作用を利用した洗浄
この説明はいかにも科学的でちょっと聞くとえっ何それ?という感じですが、
以下を読むと納得します。
小麦粉、フノリ、卵白、麺類のゆで汁などに含まれる高分子コロイド物質は汚れと結合し、さらに高分子の不溶性物質となり汚れを取り除きますが、古代では、稲や麦の茎を干し粉にして髪につけ、汚れや油を吸い取らせて櫛で梳き落としていたようです。
江戸末期の洗髪には、フノリ、うどん粉、卵白、ツバキの油粕などが使われ、浮世絵には髪洗いの姿を女性美のひとつとして描かれています。
また、赤小豆や緑豆を細かく粉にし香料を混ぜた「洗い粉」や木綿、絹の袋に、米糠や豆類の粉、うぐいすの糞などを混ぜ合わせた「糠袋」が洗髪や洗顔に使われました。
豆類の洗い粉、「糠袋」 これはなんとなく知っています。
100年くらい前の生活習慣がうっすらと残っているみたいです。笑
続く
参考サイト
石鹸百科
http://www.live-science.com/honkan/soap/soaphistory/soaphistory04.html
前記事ではざっと古代における石鹸の起源から工業化されていくまでをみました。
その石鹸(サボン)が日本にやってくるのは安土桃山時代、
かの有名な種子島にてぷが伝来する頃と同じだそうです。
石田光成さんの豪商のなんとかさんにお礼の手紙の中に
サボンの名があるのが、文献に登場した最初のようです。
http://yajifun.tumblr.com/post/528055811/soap-bubble-harunobu-1700
この頃の石鹸は高価で大名などの一部の人しか手にすることはなく、
洗浄剤よりも、下剤などの薬剤として使われたそうです。
エッ下剤ですか・・・

と思いますが、ここで突っ込むのはやめておきましょう。
この頃「一般の庶民が手にすることはなかった」
確かにそうでしょう。
15世紀、16世紀には本家本元のヨーロッパでオイルと海藻灰や木灰で
作られていましたから、大量生産はできないし、
さらに船によって遠路はるばる運ばれてくるのですから、
高価なぜいたく品だったことでしょう。
ヨーロッパでも石鹸が大量生産されるようにのは18世紀になってからです。
当初、ごく限られた人々のものだった石鹸、
誰もが石鹸を使うようになるのは日本では明治時代後半。
逆に言えば、石鹸を使うようになって1世紀、
100年ぐらいしか経っていないってことですね。
国産の石鹸が初めて売り出されたのは1873年(明治6年)。
堤磯右衛門が1本10銭で棒状の洗濯石鹸を販売しました。
その品質は舶来の石鹸に比べて今ひとつだったそうです。
その後1890年(明治23年)には、国内初のブランド石鹸「花王石鹸」が発売。
現在の花王石鹸創立者・長瀬富郎が製造販売したもので、桐箱に3個入って35銭。
当時は米1升が6~9銭、非常に高価な商品でした。
http://www.live-science.com/honkan/soap/soaphistory03.html
明治後半になると価格も下がってきて、
そこでようやく庶民も洗顔や入浴、洗濯などに石鹸を使うようになりました。
それから1世紀ほどが過ぎ、
今や時代は清潔ブーム、ドラッグストアなどに行けばシャンプー、
石鹸、ハンドソープ、ありとあらゆる華やかな包装に包まれた商品が
所せましと並んでいます。
つい100年ほど前にはこういうものはすべてなかったはずです。
ここでちょいと疑問に感じるのは、こういう品々、石鹸ようなものがない時代、
つまり誰もが石鹸を使う世になった明治時代後半まで、
日本人は体を清潔に保つ有効な手段をもっていなかったのか?ということです。
石鹸がない時代のヨーロッパでは、オリーブオイルと砂を使って体の汚れを落とした後、ハーブを使った軟膏を塗って保湿することが行われていたようです。
http://plaza.rakuten.co.jp/ayumills/2028/
所変われば品変わる、
次回は石鹸のない時代、日本では体を清潔にするのに何が使われていたのか。
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引っ越し(家の売買も含め)7回を経て札幌郊外に
現在は築32年の家をリノベーションしたもの。
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