札幌で庭づくりをはじめて4年。
ナチュラルガーデン&クレマチスが好き
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石鹸シリーズの記事の3回目は石鹸がないころ、
身体を清浄に保ったり、洗濯をしたりするのに、何を使っていたのか。
最も原始的な方法は、川や泉のほとりでの沐浴による身体の洗浄とともに、洗濯はたたく、踏むという物理的な力で着衣の汚れを取ることであったと考えられています。
やがて人は、植物の灰の灰汁(アク)、米ヌカ・米のとぎ汁、ムクロジの果皮、サイカチのさや・実、ツバキの実の油かす、ダイコンや芋の煮汁などが汚れを取ることを知り、身体や衣類の洗浄に利用するようになりました
http://www.live-science.com/honkan/soap/soaphistory/soaphistory04.html
川や泉のほとりでの沐浴、洗濯、これは想像できます。
現在、これに近しいのは温泉ですね。
洗濯板もこの延長線上ですね。
次の植物の灰汁、ムクロジの果皮、サイカチのさや、ツバキの実
これは現在、まったくと言っていいほど使われていないですね。
たま~に台所で米のとぎ汁や大根の煮汁で油汚れを落としたりすることはありますが、
最近は無洗米にしているもんで・・ほとんどないです。
これらの灰汁や植物の実を使った洗浄方法は大きく分けると、以下のように分類されます。
1木灰・ワラ灰・海藻灰、尿、鶏糞などのアルカリが油を乳化したりタンパク質を分解する性質を利用した洗浄
2植物(ムクロジ、サイカチ、大豆、米など)に含まれる天然の界面活性剤であるサポニンを利用した洗浄
3高分子のたんぱく質やコロイド状の物質の吸着作用を利用した洗浄
4多孔質で吸着性、脱色性に優れた粘土鉱物で汚れを吸い取る洗浄
3の高分子のたんぱく質やコロイド状の物質の吸着作用を利用した洗浄
この説明はいかにも科学的でちょっと聞くとえっ何それ?という感じですが、
以下を読むと納得します。
小麦粉、フノリ、卵白、麺類のゆで汁などに含まれる高分子コロイド物質は汚れと結合し、さらに高分子の不溶性物質となり汚れを取り除きますが、古代では、稲や麦の茎を干し粉にして髪につけ、汚れや油を吸い取らせて櫛で梳き落としていたようです。
江戸末期の洗髪には、フノリ、うどん粉、卵白、ツバキの油粕などが使われ、浮世絵には髪洗いの姿を女性美のひとつとして描かれています。
また、赤小豆や緑豆を細かく粉にし香料を混ぜた「洗い粉」や木綿、絹の袋に、米糠や豆類の粉、うぐいすの糞などを混ぜ合わせた「糠袋」が洗髪や洗顔に使われました。
豆類の洗い粉、「糠袋」 これはなんとなく知っています。
100年くらい前の生活習慣がうっすらと残っているみたいです。笑
続く
参考サイト
石鹸百科
http://www.live-science.com/honkan/soap/soaphistory/soaphistory04.html
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引っ越し(家の売買も含め)7回を経て札幌郊外に
現在は築32年の家をリノベーションしたもの。
100坪以上の庭も改造中
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