札幌で庭づくりをはじめて4年。
ナチュラルガーデン&クレマチスが好き
グレーと白のブチのウサギも飼育中
いや~とてつもない題名をつけてしまいました。
このところ、あることが気になって調べものにいそしんでいました。
肝心の事はまだわからないですが、副産物というか、おまけというのもが結構ありました。
庭の植栽を考えていて、バラもいくつか(かなり?)植えようと、あれこれ物色していました。
調べていると、バラのありよう(系統)も歴史と密接に結びついているな~と感じていました。
日本のノイバラが四季咲き種のフロリパンダ系の祖先になっていますが、
日本のハマナスも世界の寒冷地、北ヨーロッパや北アメリカの浜辺や街路に植えられているようです。
ハマナスをヨーロッパにもたらしたのは、オランダ東インド会社の外科医として、1775年に日本にやってきた
スウェーデン生まれの植物学者のツュンベリーです。
その頃は鎖国を建前とする江戸時代、出島からでられないのですが、彼の植物採集に日本の学者が協力していたらしいのです。
とここまでは、軽い前置きです。
ここで話は一気に紀元前になります。
最近、考古学の研究が進んで、4大文明なんてものは真っ赤なウソとまではいわないまでも、当たらずとも遠からずともいえない状態にまでなってきたようです。
その一つに トラキア文明 があります。現在の国名でいえば、ブルガリア
紀元前5千年~3千年にかけて最盛期を迎えた文明。
なんでも黄金のマスク、装飾物の数々、古墳・(墓)、しかし、文字をもたなかったそうです。
教科書は書き換えられていないようですが、観光ツアーはあるみたいですね 笑
その文明発祥以前の事もわかってきているようです。
地球の歴史は、氷河期と間氷期を繰り返していています。
一番の最近、氷河が極地方に後退していったのは、1万4千500年ほど前
そして文明があったと確実な裏付けがあるのは、6500年ほど前から
氷河が後退してからずいぶんと間があります。
最近、わかってきたそうですが、8000年前、ユーラシア大陸の大半が氷河に覆われていたそうです。
一度大きく後退した氷河が再び戻ってきた。
しかし、コーカサス付近に、凍らない淡水湖が存在したことも明らかになってきた。
そして、今日、ユーラシア大陸にすむ多くの民族が、氷河の中にポツンと存在する、ごく限られたオアシスのような淡水湖周辺に集中していたと考えられるようになったそうです。
この淡水湖が現在の黒海のあたり。
再び氷河が溶けはじめ、地中海が海水に満たされても、しばらくは淡水湖のままでしたが、その後さらに暖かくなり、1年もたたない間に、海水が滝のように流れ込みました。
人々の一部は黒海西側の現在のブルガリアのベリコ・タルノボの丘に。
他の一部は東側のアララト山・ツインピークスに。
こうして、黒海の西と東に別れた人々は、やがて移動と拡散をはじめ、ユーラシアの代表的な民族となっていきました。
ベリコ・タルノボの丘の谷間のカザンラックは、バラの谷と言われ、バラの発祥の地だそうです。
氷河が去り、この地を旅立っていった人々は、バラの伝説を守り、象徴として用い続けたそうです。
ヨーロッパの王侯貴族がバラのエンブレムを用いますが、原点はここにあるようですね。
もしかしたら、現在の世界中のロザリアンたちは、この記憶を持っているのかもしれませんね。
参考
ガン治療と免疫
http://ank-therapy.net/
一見、何の関係もないサイトですが、カテゴリー えとせとら の中の人類史 をたどってください。
いわゆるアカデミックではない博学・博識に驚嘆しました。
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主婦・母親・自由業・他
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生まれと育ちは関東地方
引っ越し(家の売買も含め)7回を経て札幌郊外に
現在は築32年の家をリノベーションしたもの。
100坪以上の庭も改造中
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